コミケ95（2018冬）で発行された「ゴブリンロードが勝った日」の感想
この作品はコミケ95（2018冬）で発行された新刊「ゴブリンロードが勝った日」のデジタル版です。会場限定本とのセットとなっており、32ページの本のDL版に8ページの会場限定本が同梱されています。
ストーリーは、ゴブリンの王と彼の雑兵がある村を襲撃するところから始まります。人間側は様々な策を講じ、勝利も近づいていたかに思われましたが、この世界では運命のダイスの出目によって一瞬で状況が覆されます。結果として、人間のメスたちはゴブリンたちの繁殖と性欲のはけ口にされるためだけの玩具とされていくのです。
この作品はハードでダークな凌辱・リョナシーンが描かれており、さらにニプルファックなどのマニアックなシチュエーションや四肢切断などのグロテスクな表現も含まれていますので、苦手な方はご注意ください。
個人的には、この作品で描かれているエロシーンの中で特に印象的だったのは、ゴブリンたちに凌辱される人間のメスたちの姿でした。作者の描写が非常に緻密で、彼女たちの苦悶の表情や身体の動きがリアルに描かれているため、そのエロティックさと同時にリアリティーも感じました。また、四肢切断などのグロテスクな表現もありましたが、それも一種の快楽を与えられる要素としてうまく描かれており、衝撃的ながらも興奮を覚えました。
「ゴブリンロードが勝った日」は、その独特な世界観とハードな描写を含んだ内容で、コミケ95（2018冬）のテーマに相応しい作品だと思います。特に男性向け、成人向けの読者にはおすすめできる作品ですが、その過激なエロシーンやグロテスクな表現が苦手な方は注意が必要です。
