感想
「混沌に包まれた世界でサキュバスが当たり前」という設定が非常に興味深く、ファンタジー要素がしっかりと組み込まれている作品であると感じました。性欲が生まれつき強い男性主人公と、対人恐怖症で性行為ができない哀れな女性主人公の対比も面白く、二人の関係性の変化にも注目しました。
エロシーンに関しては、成人向け版の内容に36ページも使われていることから、非常に充実した描写が期待できると思います。中でも、巨乳やパイズリの描写が好評で、おっぱいフェチの方にはたまらない一冊になっていると思います。
それに加えて、一般版の内容も同梱されているとのことで、その導入部分を読んだ上で成人向け版を読むことで、より作品を楽しむことができるのではないかと考えます。
個人的には、男性主人公が本能に抗えず、サキュバスとしての能力を発揮しながらも、恋愛感情に変化が生じる場面が非常に興味深かったです。キャラクターの成長や変化を描くことで、単なるエロ漫画ではなく、物語性も感じられる作品となっていました。
