「りんかん学校の模擬試験」感想
本作は、法律で性交が義務づけられた世界の設定のもと、りんかん学校に通う生徒たちが射精の実習を行う様子を描いたエロマンガです。全34ページにわたり、濃密なエロティックシーンが展開されます。
まず、本作の最大の特徴は、お互いが目隠しをして性行為をする場面です。この状況設定が、より興奮を引き立て、プレイのスリリングさを高めています。一体自分が誰とセックスしているのかがわからず、相手が誰であるかを当てるという、非現実的かつエキサイティングな試験が行われるのです。
大乱交という名の模擬試験という設定は、非常に斬新で刺激的です。複数の生徒たちが交わり合い、同時に快楽を追求していく様子は、まさに群交の極みといったところでしょう。本作は、その様子を丁寧に描かれており、鮮烈なエロシーンが連続します。
エロシーンのなかでも特に魅力的だったのは、体操着やブルマを身にまとった女性たちが関わるパートでした。アスリートのような引き締まった体と、巨乳が際立つ彼女たちが、乱れながらも個々に個性的な快感を表現している様子は、たまりませんでした。
また、パイパンや中出し、パイズリ、3P・4Pといった要素も多く取り入れられており、様々なシチュエーションを楽しむことができます。さらに、おっぱいや褐色・日焼けといったそれぞれの魅力も存分に描かれており、エロスのバリエーションも豊かです。
成人向け作品であることから、大胆かつ過激な描写が繰り広げられています。男性向けの作品ということもあり、男性の欲望を刺激する要素が散りばめられています。緻密な描写や絵柄のクオリティも高く、読者を興奮させること間違いありません。
「りんかん学校の模擬試験」は、学園もののエロマンガとしては新たなジャンルを開拓している作品です。コミケ93（2017冬）で発表された本作は、個性的な設定と濃密なエロティシズムで、読者を魅了しました。
